新しい資格・スキルを手に入れるために
資格試験や講座を受講するというのは、確かに
資格や専門知識は手に入るかもしれないけれど。

同じようにそれを手に入れた人と差別化ができなかったら
あまり意味がないと、ここ数年感じています。

型にはまるというのか、見方を変えれば
その人が持っている個性を失う可能性もあると思います。

オリジナリティを出すにはまずは型を身につけてから
というのは当然なわけで、僕の場合は司法書士試験を
突破するために一生懸命勉強しました。

なんとか合格者のひとりに入りたくて、
試験の合格者の基準を満たすべく
受験マシーンと化していました。

そして運よく合格はできたものの・・・
合格さえすれば仕事がある、
仕事は引く手あまたというのは幻想でした。

仕事は沢山あるから、とりあえず試験に合格さえすれば
なんとかなると思い込んでいたので、

試験勉強中は合格することがすべてで、
そのために余計なものをそぎ落とすように
なんなら試験に集中するあまり、
没個性的になろうと過ごしていました。

でも一緒に合格しようと昨日までは
共に頑張ってきた仲間が合格と同時にライバルになる。

合格したら選ばれるための競争
がスタートするんですよね

でも試験勉強しか知らない、まったくはじめての
司法書士の世界で選んでもらうために、

個性を出せ!売りを作れ!
と言われたところでどうしたらいいんだって感じ・・・

合格することだけを目指して頑張っていた時点で
勝負はついていたというわけです(苦笑)

資格を取れば、講座を受講すれば
それでOKなんてものは現実にはひとつもなく、

その他大勢の中から選ばれないことには
資格を取ろうが、講座を受講する前と
何も変わらないことを思い知りました。


なのにまたしても(苦笑)

僕は司法書士試験でそんな経験をしたのに、
泡盛マイスターの試験の時も合格することだけを
目指してしまいました。

泡盛マイスターは資格を取った先に、
こんなことをしようという目論みも
特になかったのでしょうがないのですが。

ところが泡盛マイスター日本一を決める技能球技大会に
挑戦したことがきっかけで、このままじゃダメだ
と思うようになりました。

関連記事:泡盛マイスター日本一への挑戦2015

大会ではテイスティングのような純粋にスキルを
競うだけではなく、自己PRの機会があり、
まわりと差別化ができていないことを
またしても痛感することになりました(苦笑)


そこから迷いながらもたどり着いたのが
逆張りで差別化するというスタイルでした。

逆張りというのは、
相場のトレンドと反対の売買行動を取ることを意味する相場用語ですが、それが転じて主流となっていることと逆のことをする意味

でも使われています。

要するに人があまりやっていないことをしようという
戦略に無謀にも打って出たわけです(笑)

具体的にはこんな感じでした。


まずは見た目から

見た目というわかりやすいところからやってみました。

みなさんソムリエ風の衣装なので
黄色のハッピはやっぱり目立ちますよね。
注)ちなみにそれがドレスコードです

優勝したわけではありませんが偶然にもセンター(苦笑)
泡盛マイスター技能競技大会

どこにいても一目でわかるこのハッピ。
盛り泡ろう!2

沖縄の伝統的な漁船、ハーリーの上でもこの通り。
盛り泡ろう!1

でも脱いだら一気に存在感がなくなるこのハッピ。

だからイベントでは自分の出番が終わっても
着続けるんです(爆)


アイキャッチ!?

記念撮影をしようとすると
「あれ持ってないんですか?」と聞かれるので、
いつも持ち歩いているプロップス。

僕のことは知らなくてもプロップスをSNSで
見たことがあるって方に時々出会います。

そう言われてもはじめは半信半疑でしたが、
のべ2,200人分のプロップスの写真が集まっているので
本当かもしれません。

関連記事:目指せ10000あわもり!チャレンジ
泡盛でカリー!プロップス

沖縄タイムス1

泡盛のコミュニティはいろいろあったけれど、
どこに入ったとしてもメンバーの1人。

逆張りというからには、組織に埋没しないために
自分で作るのが一番とはじめた泡盛ファンのコミュニティ
泡盛でカリー!倶楽部」はありがたいことに
メンバーが820名を超えました。
泡盛でカリー!倶楽部バナー2

こうしてみると、逆張りといえるようなたいそうなことではないですね。。

それに逆張りをしたことでどれだけ効果があったんだ
といわれると他の要素もあるので答えに窮するのですが、

まわりがやっていないことをしていると、
他人と比べて自分はまだまだだとか

気持ちが落ち込んだりするという
しょうもないことに時間を使わなくて
よくなったのはかなりのメリットでした。


それに泡盛マイスターとしておもいっきり活動していると
司法書士はこうあるべきという暗示のような呪縛からも
解き放たれたように思います。

だから時には勇気を持ってはみ出してみることも
アリだという手応えを持ちました。


いいなぁと思ったものを持ってきただけ

衣装にハッピを選んだのは憧れの先輩講師のスタイルから
ヒントを得ました。

なぜ黄色なのかというと泡盛のラベルといえば
僕の中では黄色がイメージカラーだったから。

阪神タイガースはまったく意識してません、
よく言われるので念のため。
庭のソムリエ 石坂拓司さん
<憧れの先輩講師。庭のソムリエ 石坂拓司さん>

巷にあふれる顔出しパネルが面白いと思って作った
↓この泡盛の顔出しパネルがプロップスの元ネタです。
泡盛でカリー!顔出しパネル
<泡盛でカリー!顔出しパネル@阪神梅田本店>

「うちは顔出しパネルよりもプロップスの方が・・・」
と某百貨店さんにアドバイスをいただいて(苦笑)
現在のスタイルに落ち着きました。

泡盛ファンのコミュニティは知人がスイーツ好き、
もずく好きのコミュニティを作ってて楽しそうなので
自分でもやってみようと思ったのがきっかけです。

逆張りでも何でもないのですが、
無理にメンバーを集めることはせず、むしろ
合わない人は無理しないで出ていってくださいね。
というスタンスで運営しています。

自分でグループを立ち上げたことで僕の発信に
共感してもらえる方が集まってくれるようになって、
やっていて楽しいです。

結構、出て行く人も多いような気がしますが(苦笑)

ちなみにグループ名の「泡盛でカリー!」ですが、
以前ある泡盛イベントで沖縄の乾杯の掛け声は
「嘉例(カリー)」と聞いて「ああそうなんだ」と思い、

他のお酒でもよくある「○○で乾杯」をベースに
乾杯により沖縄らしさを求めて命名しました。

なのに

このカリーが全然浸透していないのは驚きでしたね。

沖縄県酒造組合のオフィシャルなキャッチフレーズは
「泡盛で乾杯」というそのまんまだし、

まったくひねったつもりはなかったのに
「嘉例」を「カリー」と書いているせいか、
食べるカレーのことだと勘違いする人がいっぱいいて
説明するのが邪魔くさいことが多いです(苦笑)

逆張りというと、あまのじゃく的に感じるかも
しれませんが、基本的に身のまわりの泡盛以外の世界で
いいなぁ面白いなぁと思ったものを取り入れただけです


はみ出す勇気よりも必要なのは?

差別化といっても要はいいなぁと思ったものを
他から流用・移植しただけなんですが、こうやって
ちょっとだけ周りと違うことを取り入れるだけでも
それが個性になるというのを実感できました。

だから僕も最初からはできなかったけど、
新しい資格を取ろうというときは今持っているものに
プラスする、掛け合わせるという視点がないと
ダメなんじゃないのかなと思います。

関連記事:掛け合わせないともったいない。ブランディングはハイブリッドで。

この資格を取りさえすれば
後はなんとかなるだろうという
おんぶに抱っこの姿勢じゃ

どんぐりの背比べに
自らハマりに行くようなもの。

と、ここまで書いてなんですが、

逆張りは僕みたいな凡人の戦い方なわけで、
ど真ん中で勝負できる人は逆張りではなく、
順張りの正攻法で行けばいいだけの話。

だから、ど真ん中で勝負するという選択肢も
もちろんあるわけで。

兎に角大事なのは、どちらかに決めて
一歩踏み出す勇気だと思います。